日本人の倫理を問う: 松元保昭
もうすぐ311原発事故が始まって2年になる。当サイトに重要な記事を投稿してきてくれた松元保昭氏が投稿してくれたエッセイは、振り返る暇もなくこの悲惨な事故を追ってきた私たちを一時立ち止まらせ、人間性の深淵へいざなう。怒りと苛立ちと涙と絶望を、無数の顔知る人知らぬ人と共にしてきた。3年目の入り口に立って、松元氏が提起する失われた倫理回復への道―「裁き」と、真摯な反省、謝罪、補償を経た自然回帰―への歩みは...
View ArticleJapan's Prime Minister and His Cabinet Members' Organizational Affiliation
Hopefully President Obama knows the organizational affiliation of of his guest from Japan this week. Japan's Prime Minister Abe Shinzo is (see below for detailed description of each group):a key...
View Article時代を超えた戦争の教訓 今こそ読むべき スメドリー・バトラー将軍『戦争はいかがわしい商売だ』完全日本語訳 Smedley Butler, WAR IS A...
Smedley Butler スメドレー・バトラーHere is Japanese translation (by Yoshida Kensei) of General Smedley Butler's 1935 book War Is A Racket. Also see Douglas Lummis' article on Butler and his speech on the video....
View Articleオバマ大統領から冷遇された安倍首相、その背景には
2月22日、CSISで講演する安倍晋三首相。官邸HPより。いつもながら、東京新聞の勉強になる社説を紹介します。週のはじめに考える...
View Article『経済科学通信』4月号より 南京75周年に思いを馳せる -今こそ歴史学習と理性の回復を―
『経済科学通信』4月号(No.131)に掲載された小文を紹介します。英語版は The Asia-Pacific Journal: Japna Focusに掲載されています。This is the original Japanese version of the Asia-Pacific Journal: Japan Focus article:Nanjing Massacre 75th...
View Article新刊『尖閣諸島問題の核心』の著者、矢吹晋が語る―隠された棚上げ合意
花伝社、2013年1月『アジア太平洋ジャーナル:ジャパンフォーカス』に3月4日に掲載された、翻訳記事「日中の領土問題と、歴史を踏まえた現在の米日中関係―マーク・セルダンによる矢吹晋インタビュー」(ルミ・サカモト、マット・アレン訳)China-Japan Territorial Conflicts and the US-Japan-China Relations in Historical and...
View Article新刊案内 日本語版 『沖縄の〈怒〉―日米への抵抗』 (法律文化社) Japanese version of Resistant Islands:...
新刊案内です。 昨年8月に出した英語の本 Resistant Islands: Okinawa Confronts Japan and the United States (Gavan McCormack and Satoko Oka Norimatsu, Rowman and Littlefield, 2012) の日本語版が出ます。Japanese version Okinawa no...
View Article山下俊一氏らによる原発事故後の子どもの甲状腺結節のがん化についての追跡調査に対する見解: 松崎道幸
北海道の松崎道幸医師より:「昨年山下チームの発表した論文の解説と私の見解をまとめました。原発事故後のこどもの甲状腺結節がどれほどがん化するかについての追跡調査です。福島の事態を解釈するうえで参考になると考えました。」リンク歓迎。転載の場合はこの投稿のコメントとして転載先をお知らせください。福島の甲状腺検査結果についての松崎医師による過去の投稿:福島の小児甲状腺がんの発生率はチェルノブイリと同じかそれ...
View Articleアジア太平洋戦争 もう一つのいわれなき虐殺 「かわいそうな象」の事実関係は絵本に描かれているものと違った
今春、東京では上野公園の桜を楽しんだ方も多かったのではないでしょうか。その上野にちなみ、児童「平和」文学の金字塔とされており英訳もされている絵本「かわいそうな象」の背景にある事実関係を解き明かした論考の紹介をしたいと思います。ちょうど私は、沖縄戦開始時(米軍慶良間諸島上陸、1945年3月末)の被害者を追悼するために沖縄に行ってきたところです。米軍の捕虜になったら男は八つ裂きにされる、女は乱暴され殺さ...
View Article田中利幸時評: 「戦争責任の欠落と広島」、「北朝鮮第3回核実験の歴史的背景-『核抑止力』再考の必要性」
広島市立大平和研究所教授、田中利幸氏による最近の論考2稿、田中氏に許可を得てここに掲載します。@PeacePhilosophy 戦争責任感の欠落と広島...
View Article中村稔「三陸海岸風景」
3月21日、山口・湯田温泉の「中原中也記念館」を訪れたとき、中村稔氏による、原発事故をテーマにした未発表詩「駅前広場・未来風景」に出会い、心を揺さぶられました。中村氏に掲載許可をお願いしたところ、文芸誌に発表する6月以降に可能という嬉しいお返事をいただきました。それだけでなく、それまでの間、東日本大震災をテーマにしたもう一つの詩「三陸海岸風景」(『ユリイカ』一月号掲載)を提供いただき、掲載許可をいた...
View Article週間金曜日書評『沖縄 の〈怒〉 日米への抵抗』 by 木村朗
鹿児島大学教授、木村朗氏による『沖縄 の〈怒〉 日米への抵抗』(ガバン・マコーマック、乗松聡子著、法律文化社、2013年) の書評を紹介します。2013年4月19日『週刊金曜日』より。
View ArticleAn appeal for improving labour conditions of Fukushima Daiichi workers...
See below Japanese, English, and French versions of the appeal by Sumi Hasegawa, a Montreal resident, for improving the working conditions of the workers at the failed Fukushima Daiichi nuclear power...
View Article照屋寛徳議員の4.28式典欠席通知-「我が国の完全な主権回復」は嘘だ!
沖縄選出の照屋寛徳(てるや・かんとく)衆議院議員が4月28日の「主権回復の日」の式典への安倍首相からの招待状へ以下のように返答した。これを『沖縄タイムス』の記者、知念清張氏から見せてもらったとき、照屋議員の手書きの返信が胸に迫りくるものがあり、議員の許可を得てここに公表する。画面では読みにくいかもしれないのでここに書き写しておく。サンフランシスコ講和条約により、沖縄はアメリカの施政権下に売り渡され、...
View ArticleNYT社説:無用な日本の国家主義 Japan’s Unnecessary Nationalism
ニューヨークタイムズの4月24日付の社説は、168人の議員団による靖国神社参拝を以下のように批判した。Japan's Unnecessary Nationalismhttp://www.nytimes.com/2013/04/24/opinion/japans-unnecessary-nationalism.html 社説:無用な日本の国家主義論説委員会 2013年4月23日...
View Articleワシントン・ポスト社説:歴史に向き合えない安倍晋三 Shinzo Abe’s inability to face history
安倍政権の行き過ぎた右傾化、事実とかけ離れた歴史認識への批判の声は米国の保守派からも出てきている。その典型がこのワシントンポストの社説であろう。(これも参照:ニューヨークタイムズ社説)Shinzo Abe’s inability to face...
View Article「主権回復の日」式典、反対したのは沖縄だけではない:国会議員は半数以下、都道府県知事も半数近くが出席せず。「予定外」の時代錯誤的「万歳」。
記録のために記しておこう。ほとんどの報道では、4月28日の政府による「主権回復」式典の写真は、檀上に座る天皇夫妻の横でスピーチを読み上げる安倍首相のものが多いが、29日朝刊の「琉球新報」の第一面には、二人を前にしほぼ満場が「万歳」の姿勢をしている写真が掲載されていた。この「万歳」の行為はほとんど報道されていないが、最初に知ったのは海外報道、トムトン・ロイターズによる記事だった。Stanley...
View Article10ミリシーベルトでも危険-ICRPは放射線被ばくの発がんリスクを10分の1に過小評価している-(松崎道幸医師)
福島の原発事故による放射線被ばくリスクについてこのサイトにも何度も登場いただいている松崎道幸医師による投稿を紹介します。 リンク歓迎。拡散希望。転載については当ページのURLを明記した上でこの投稿のコメント欄にURLとともに報告ください。 連絡先: info@peacephilosophy.comかツイッター @PeacePhilosophy
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